本当は恐ろしい運動不足 [雑談ネタ#37]

週末になると家で一日中ゴロゴロしている人がいる。中には明日も明後日も休日ならばと思ったりするが、健康な人が2ヶ月ほど寝て暮らしたら一体どうなるのか…? その変化を調べる実験がアメリカで行われたことがある。

実験の結果では、とくに筋力の低下が著しく、下肢のひらめ筋などは20パーセント近くも減少してしまった。これは筋肉の構成成分が尿から溶けて出てしまったことを表す。また、心臓の検査では20日間ほど寝ていると急速に縮小していき、その後トレーニングを行うと元の大きさに戻ったという。


こうしたデータを見ると、運動不足がいかに肉体をダメにしてしまうかが判る。
ある人の話では「1年間ほど寝たきりで生活していたら、元の状態に回復するのに3〜4年も掛かってしまった」らしい。
実際、病院や介護施設などでは、患者や利用者には自分のことは可能な限り自分でさせるようになっている。長い間ベッドに寝ていると筋肉の減少や内蔵の機能が低下するなどのマイナス面が大きいからだ。