じゃんけんポンの起源とは [雑談ネタ#44]

中国には古来、手のひらの開きや握り、または指の曲げ伸ばしによって二人以上で勝負を争う「拳」という遊戯がある。
「拳」には本拳、虫拳、狐拳など色々あるが、本拳は向かい合って座った二人の人が何本かの指を立てて手を出し、双方の出した指の数の合計を正しく言い当てたほうが勝ちとなるゲーム。どうやらこの本拳がじゃんけんのルーツらしい。


ちなみに、じゃんけんと同じく古代中国で発生したのち、ペルシャを経てイタリアに伝わった遊びに「モーラ」というのがある。
ただ、こちらは日本のようにグウ、チョキ、パアではなくて、親指と人差し指と小指のいずれか一本を出し、二人の出した指が同じなら親の勝ち、違っていたら子の勝ちとなるものだ。

日本のじゃんけんポンのほうが、三つ巴となっているだけに何となく高等遊戯っぽく感じらるのだが…。