段位で最も強いのは何段か [雑談ネタ#52]

柔道、剣道は、いずれも長い歴史をもつ格闘技術だが、現在はスポーツとして幅広い層の人気を得ている。
柔道、剣道の昇段にあたっては、修行者の品位、精神の修得、術の体得の程度、功績などが総合的に判断されるため、技の水準が高いという理由だけで昇段できないようになっている。


柔道と剣道を比較すると、柔道のほうが体力を必要とするので、実力の高い年齢はやや低いらしい。
柔道、剣道とも大学卒業時に最高水準にある人はだいたい四段になっているが、全日本の大会の優勝者の段位を見ると、柔道では圧倒的に五段が多いのに対して、剣道では五段を中心に四段から七段まで範囲が広がる。
柔道、剣道いずれも十段まであるが、優勝者の段位を見ても、段位が高いから必ず勝つというものではないことが判る。

柔道の場合、かなり体力を必要とするため、実力のピークの年齢は20代後半。それに対して剣道では、ピークの年齢は30歳前後とやや高い。七〜八段になったら試合に出るよりも審判をするようになるようだ。