腰の弱い人にあぐらは禁物 [雑談ネタ#63]

最近、若者が正座をすることができなくなり、あぐらをかいているシーンをよく目にする。これはタタミに座る機会が少なくなっているためかもしれない。

背骨は椎間板という弾性体によって連結されている。この椎間板の内圧を測定した研究者によると、最も内圧が低いのは寝ている時。次が直立している時、三番目が椅子に腰掛けている時、そして最後にあぐらをかいている時。
つまり、あぐらをかいていると椎間板に負担を掛けることになる。


若い人に椎間板ヘルニアや腰痛を訴える人が増加しているのは、そのためでは?
だから腰を痛めやすい人は、あぐらを避けたほうが良いのだが、それが難しいというのであれば、あとは運動をするよりほかないだろう。足腰を鍛えることによって腰痛は徐々に薄らいでくるからだ。