五感でわかる内臓の状態 [雑談ネタ#67]

ある東洋医学の施療者から聞いた“五感でわかる診断法”をいくつか記しておく。


(1) 近視や老眼でもないのに目がよく見えなくなった
これは肝臓の機能に衰えが生じた状態。肝臓のある胴の右側を押してみると、なんとなく重い感じがする。テレビやコンピュータ、スマートフォンなどで目を酷使することの多い現代人は気をつけたい。

(2) においがどうもよくわからなくなった
肺の機能が衰えている。風邪をひく前兆として、今まで感じていた食べ物のにおいがなくなっていることがある。

(3) くちびるの感覚が悪くなったようだ
ひ臓の機能に問題がある。胃とひ臓は兄弟のような関係なので、ひ臓が悪くなると胃も悪くなる。胃をやられると唇がカサカサになったりする。

(4) 耳が遠くなったようで音がよく聞こえない
腎臓の機能が弱っている。腎臓をやられるのは座業の人に多い。とくに長く座りっぱなしというのはいけない。

(5) 味覚が鈍って、味がよくわからない
心臓の機能が弱っている可能性がある。なにか食べても味覚がなく、口の中がまずいときは心臓に注意したほうがよい。