古くなった枕木のゆくえ [雑談ネタ#114]

JRグループでは、在来線の場合、25メートルのレールの下に44本の枕木を敷いている。枕木には、木製のものとPSコンクリート製のものとがあるが、PSコンクリート製のものはコストが高いだけでなく重量があるため橋梁などでは使えない。

そこで並枕木が活躍するのだが、普通は8年から10年くらいしかもたない。
防腐剤を染み込ませて20年前後もつような工夫はしているが、中央線のように電車通過量が多いところでは、やはり7年から8年しかもたないらしい。


これらの枕木交換は、夜間のダイヤを変更して行っているが、経年で使えなくなった並枕木は幼稚園の花壇の囲いや児童用鉄棒の柱などとして、公立・私立の学校などへ引き取られていくとのことだ。