地球を4.4周する赤血球 [雑談ネタ#104]

血球の中にある赤血球は、酸素や炭酸ガスを輸送する役割を果たす。
肺で酸素と結びついた赤血球にあるヘモグロビンは、体のすみずみの細胞まで酸素を送り届けた後、こんどは炭酸ガスと結びついて肺まで運び、炭酸ガスを体外に捨て去る役目を果たす。


この赤血球というのは円盤型をしていて、直径はわずか7.7ミクロンしかないが、1立方ミリメートルの血球の中に成人男子で500万個、女子で450万個も含まれている。
ひとりの人間の身体の中にある赤血球をすべて横に並べると、約17万7千キロメートルとなり、地球を4.4周するほどの長さになる。

とはいえ、この赤血球、かわいそうなことに生まれてから100〜120日間しか生きられないのだが…。