メドレーリレーで泳ぐ順番 [雑談ネタ#94]

競泳に、自由形・平泳ぎ・背泳・バラフライの4種目があることは誰もが知っていそうだ。
しかし、メドレーリレーの団体・個人で泳ぐ順番を訊かれてスラスラと答えられるのは、水泳にかなり詳しい人だけではないか。


まず団体の場合、最初の種目が背泳ぎなのは、背泳ぎのスタートが飛び込み台を使えないことを考えると納得できる。その後は平泳ぎ、バタフライ、自由形の順。
個人の場合、最初のバタフライに続いて背泳、平泳ぎ、自由形の順に泳ぐ。
したがって、団体と個人を比較すると、最後が自由形という点が同じで、他の種目の順番は違っていることになる。

メドレーリレーの距離は、団体の場合は各種の泳ぎが100メートルずつの合計400メートル。
個人の場合は、合計が200メートルと400メートル、つまり各種の泳ぎが50メートルずつと100メートルずつのものとがある。

意外と知られていないが、自由形=クロールではない。もしクロールより速い泳ぎ方があれば、それで泳いで構わないという意味だが、実際にはクロールが最も速いため、どのチームもクロールで泳いでいるだけだ。