エチケットの由来は立札 [雑談ネタ#132]

エチケットとは元々フランス語で「立札、荷札」の意味だった。
宮廷の晩餐会などでベルサイユ宮殿に招かれた人々が、用を足すために庭園に侵入して花壇や芝生を荒らすことが多かった。そこで庭師が立ち入り禁止の立札を立てて庭園を保護したという話をもとに、他人への思いやりの心を指してエチケットと言うようになったらしい。


ちなみにベルサイユ宮殿内に居住する王侯・貴族は自室にトイレを設けることができたが、招待された貴族たちは香をたいた携帯用便器を持参したと言われている。
ただ、その中身は従者によって宮殿の内外に捨てられていたのか、宮殿が汚物にまみれて悪臭を放っていたという風聞もあったようだ。