お遍路の方法と移動手段 [雑談ネタ#138]

お遍路とは、弘法大師の足跡をたどり、四国霊場八十八ヶ所を巡ること。
巡礼者が持つ笠には「同行二人」という文字が書かれていて、一人は自分、そしてもう一人は弘法大師を意味するらしい。


どの札所から始めてもよいが、一番札所から番号順に巡る「順打ち」が一般的。
八十八番札所から逆に巡るのを「逆打ち」といって、順打ち三回分のご利益があるそうだ。また、うるう年に巡るのもご利益が増すといわれている。
お遍路の行程は1,100〜1,400キロメートルあって五十日前後を要する。
そのため一度で巡らなくても、何回かに分けて巡る「区切り打ち」をしても良い。

このように巡る順番や期間が自由なだけでなく、移動手段も選択できるのがお遍路の良いところ。「自動車遍路」「ツアーバス遍路」などもあるので、自分の体力やペースに合った巡り方を選びたい。