松竹梅がめでたい訳とは [雑談ネタ#139]

松は常緑樹であり「長寿、不老不死」の象徴とされてきた。また一株に雄と雌を有するため、古くから神聖な木とされてきた。

竹もやはり常緑樹で冬でも青々としていて次々に新芽が出ることから「子孫繁栄」のシンボルとして扱われてきた。

梅は寒い時季に花を咲かせ、かつ樹齢が高くなっても花をつけることから「長寿、気高さ」を象徴するようになった。


松は奈良時代、竹は室町時代、梅は江戸時代から瑞祥とされるようになり、もともと松・竹・梅には格や優劣の違いはなかったようだ。