江戸の素晴しいエコ社会 [雑談ネタ#160]

江戸時代の社会では、リサイクルが当たり前に行われていた。
金物くず、紙くず、生ゴミなどあらゆるものが拾い集められ、それぞれの専門業者がお金を払って引き取り、新品の金物や再生紙や肥料などとして使われたという。
また当時は布が貴重品だったため、3,000以上の古着屋が市中にあったらしい。


それに江戸の人々は、物が壊れてもすぐに捨てようとしない。
多種多様なジャンルの修理稼業が存在していた。たとえば、鋳物屋(鍋や釜の修理)、研ぎ屋(切れ味の悪くなった刃物を研ぐ)、焼継屋(瀬戸物の修理)、錠前直し(壊れた錠前の修理)など、ありとあらゆる職人がいたことが分かっている。