誤解されがちな気象用語 [雑談ネタ#167]

天気予報で発表される降水確率とは、読んで字のごとく確率に過ぎない。
例えば“降水確率30%”というのは、30%という予報が100回出されたら、そのうちの約30回は1ミリ以上の降水があるという意味らしい。
“降水確率90%”と聞くと、いかにも激しい雨が降りそうな響きがあるが、降水量や降水時間などは関係がないとのこと。


それから、天気予報の“一時雨”とは、時間全体の4分の1未満の雨が1回だけ降る(例えば、24時間の予報なら6時間未満の雨が1回降る)という意味だそうだ。
ちなみに“時々雨”だと時間全体の4分の1以上2分の1未満の雨が1回だけ降る、つまり“一時雨”より長く、かつ断続的に降るという意味になる。