夏目漱石の小説『猫伝』[雑談ネタ#169]

有名な『我輩は猫である』は俳句雑誌『ホトトギス』に掲載された夏目漱石の処女小説だが、元々のタイトルは『猫伝』だったらしい。
 『ホトトギス』の選者だった高浜虚子が夏目漱石からタイトルを一任され、現在のタイトルを提案したほか、文章にも虚子の手が加わっているとのこと。

ちなみに『我輩は猫である』に登場する猫は、漱石が37歳の時に夏目家に迷い込んできた猫だという。猫が亡くなった時、漱石は親しい人々に死亡通知を送っているが、小説の内容通り最後まで名前はなかったそうだ(写真は夏目漱石旧居跡)。