パンに関する素朴な疑問 [雑談ネタ#171]

1つ目。パンは食べるものなのに、なぜ「食パン」というのか?
これは明確な由来は不明。一説には、丸めたパンを消しゴムとして使った「消しパン」と区別するためだというが…。このほか、主食パン・本色パンの略称だという説、フライパンと区別するためという意味不明な説もある。

2つ目。クリームパンにグローブ型が多いのはなぜか?
パンにクリームを詰めると、発酵段階(パンをふくらます段階)で内部に空洞ができてしまうため、空気を抜く目的でグローブ型の切れ込みを入れたらしい。
クリームパンの元祖は中村屋が明治37年につくったもので、当時は切れ込みのない柏餅状だったそうだ。

3つ目。あんパンの表面のゴマは何のためにあるのか?
あんパンも木村屋が最初に開発した。じつはゴマのトッピングの目的は中身を判別するためのもので、現在でもこしあんパンにはケシの実、白あんパンには白ゴマが乗っている。