喪服は元々は白かった!? [雑談ネタ#178]

古来、日本の喪服は性善説に基づき白装束だったが、平安時代に入ると中国文化の影響で貴族階級を中心に黒い喪服が広がる。
しかし、室町時代になると白装束が復活。
一説によると庶民階級には黒い喪服がなかなか浸透しなかったらしい。


再び黒い喪服が広がりを見せたのは明治新政府の欧化政策による。
さらに第二次世界大戦中、庶民の間で喪服の使用頻度が高まると、汚れの目立たない黒い喪服が一気に普及し、現在に至っている。