十五夜は本当に満月か? [雑談ネタ#187]

太陽・月・地球が一直線に並ぶと、月の地球側には太陽の光が全く当たらないので、月は地球から見えなくなる。この状態を朔(さく)または新月という。

また、太陽・地球・月の順で一直線に並ぶと、月の地球側には太陽の光がいっぱいに当たるので、月はまん丸に見える。この状態を望(ぼう)または満月という。


太陰暦では、この朔から朔まで、あるいは望から望までの期間を1か月としている。これを朔望月(さくぼうげつ)という。その時間は29日12時間44分2.82秒。

つまり、ぴったり30日間ではないので、前月15日にちょうど満月だったとしても、翌月15日にも満月になるとは限らない。1日前の14日になることもある。