相手の人間性に興味を向ける
相手の話を聞くには本気で相手に興味をもつのが大切。相手の人間性にふれるような話題にもっていくことで、より親しみや信頼感が生まれる。(会話例)
相手「週末に家族で箱根へ旅行したんですよ」
あなた「いいですね、箱根のどこへ行かれたんですか?」…△
あなた「箱根を選ばれるなんて、□□さんらしいですね」…◎
雑談は「聞く」が7〜8割
自分は話ベタで雑談は苦手、と思い込んでいる人がいるかもしれない。しかし雑談では相手に気分よく楽しんで話してもらうことが主眼。
相手との関係にもよるが、自分のことを話すのは2〜3割程度がよい。
会話のキャッチボールが続くよう工夫する
相手のほうから話題を提供してくれた場合、うまく乗るように心掛けたい。(会話例)
相手「例の新発売のスマホ、さっそく買いましたよ」
あなた「まだ古い機種を使っていまして、これで十分なんですよ」…△
あなた「私も注目していたんですよ。使った感じはどうですか?」…◎
相手の話には肯定的なリアクションを
もし自分が相手の立場だったら、やはり肯定的なリアクションをしてくれたほうが話しやすいに違いない。世の中に意見や考え方が100%一致する人などいない。どんな話にも肯定すべきポイントを見つけて、相手を好きになるようにしよう。
そして味方を増やし、人脈を広げていくほうが得策だ。
適度な相づちだけでヒアリング力はUPする
相手の話をきちんと聞いているサインとして相づちは大切だ。「へぇ〜」「なるほど」といった言葉だけでなく、眼を見開いたり、小刻みにうなづいたり、前のめりになったり、ややオーバーにリアクションを示すほうが、こちらの気持ちは伝わりやすい。