相撲界に残るおもしろ隠語 [雑談ネタ#99]

「タニマチ」が、なぜ後援者を意味するかをご存知の人はどれだけいるだろうか? じつは大阪・谷町の撲好きな医者が力士をひいきにしていたことが由来だとか。
「ガチンコ」は、なんとなく意味が想像できそう。力士同士が立合いでガチンと音がすることから生まれた言葉で、真剣勝負の意味。


次の隠語の意味がすべて分かる人はかなりの相撲通だろう…。
「馬力」…酒の意味。酒に強い人を“馬力が強い”、酒を飲み過ぎることを“馬力をかけ過ぎる”などという。
「金星」…前頭の力士が横綱に勝つこと。ちなみに「銀星」は大関に勝つこと。
「恵比寿講」…大食いの意味。大食漢の力士を“恵比寿講が強い”という。
「カマボコ」…稽古をさぼっている力士。稽古場の板壁に張り付くように立っている様子から。
「合い口」…対戦相手との勝負上の相性。毎回勝つ相手は“合い口が良い”という。