雑談で好印象を演出する

まず、あいさつで好印象を与えよう

第一印象は<最初の10秒間で決まる>とよくいわれる。しかも決まった印象は、その後の人間関係に大きな影響を残すことが多い。
自分だったらどのような相手に好印象を持つだろうか、と考えてみると良い。すると「自然な笑顔 」「清潔感」だけで、大きく印象が変わることが分かるだろう。あいさつの言葉はシンプルでかまわないが、やや高めでハリのある声がベスト。

自分のほうから情報を開示する

自分だったらどのような相手に警戒心を抱かないだろうか、と考えてみる。自己紹介では名前や所属だけでなく、「□□さんにソックリと言われます」「外見とは裏腹に○○○○なタイプなんです」などの情報を加えるだけで、相手の警戒心を解くきっかけになる。


まずは相手を積極的にほめよう

自分の良いところを見つけてほめてくれた人・何もほめてくれなかった人、どちらが印象に残るだろうか? 答えは明らかだろう。その人の身につけているもの、こだわりを感じるもの、髪型やファッション・・・目に映るものは何でもほめれば良い。
逆に、相手にほめられた場合は、素直に「ありがとうございます」と感謝の思いを伝えると、その人も「ほめてよかった」という気持ちになる。

ネガティブな話題は避けよう

「〜できない」「〜が嫌い 」といったネガティブな表現は、自分の印象そのものをネガティブなものにする危険がある。どうしても使う必要がある場合は、「〜できない」を「〜は難しい」とか「〜は苦手克服中」などと言い換えよう。

成功談・失敗談のはさみ方

まだ親しくない人の成功談は聞いていても楽しくないもの。うれしいことがあった時など自慢話をしていないか注意したほうが良い。
その一方、クスッと笑える失敗談は緊張感を解いてくれるので雑談に最も適している。ただし、相手を不安にしたり人格を疑わせるようなエピソードは話さないようにしよう。