結婚指輪の意外な由来 [雑談ネタ#29]

結婚指輪は“永遠の愛の印”だが、一説では“略奪結婚の印”ともいわれている。
まだ略奪結婚があった古い時代、男は女をつかまえると腕や脚に環(リング)をはめて“略奪の証”にしていた。いわば自分の財産としてつなぎとめる意味を込めたらしい。その習慣が今でも小さな指輪にカタチを変えて残っているというわけだ。


ではハネムーンはどのようにして始まったのだろう?
蜂蜜酒という甘い酒が大昔からある。これを飲めば健康でいられると言われ、やがて精力剤として用いられるようになったものだ。
古代ゲルマニアでは、将来生まれてくる子供が丈夫に育って欲しいという願いから、新婚一ヶ月間は蜂蜜酒を飲んでスタミナをつける習わしがあったようで、どうやらこれが“Honey(=蜂蜜) Moon(=月)”の始まりと思われる。

ちなみに、結婚式に飾る豪華なウェディングケーキが最初に登場したのは、ローマ時代のようだ。当時のケーキは豊かさや幸せの象徴であり、それを招待客全員で分かち合おうと一緒に食べたのが始まりのようだ。