魚の年齢はウロコでわかる [雑談ネタ#57]

魚の寿命がどれくらいか、ご存知だろうか?
一例として、マイワシやマアジなどは5~6年、身体の大きなマグロは10~15年、チョウザメは30年程度。サメは長寿で50~70年も生きることが分かっている。
身体の大きな種ほど寿命が長くなる傾向があるようだ。


魚の年齢を見分けたいときにはウロコに注目すればよいらしい。
たいていの稚魚にはウロコが付いていないが、徐々に外側の皮の下にウロコが現れる。やがて成長し、身体が大きくなるにつれて、樹木の年輪に似たリング状の輪がウロコに形成されてくる。
この輪の数を調べることによって、おおよその年齢を知ることが可能だ。

しかし、歳を取ってくるとウロコの輪の間隔が狭くなってしまい、その個体の年齢を推測するのは難しくなる。
もっとも、いくら成長してもウロコのできないナマズ類の場合、外見で年齢を推測することは不可能だが。